国産ヘナとは?
ヘナはこういうものですよね。
ハナヘナも同じくインドで育ったヘナをインドで加工して日本に出荷されています。
国産ヘナは沖縄を中心に(他では聞いてたことないけど)作られ始めたヘナです。
ヘナという植物自体はインド原産ってことですね。
近年日本も気候的に熱帯のような風土になってきたので生育できるようになったようです。
ハナヘナと国産ヘナのちがい
土壌のちがい
これはインド・ラジャスタン地方のヘナ畑ですね。
ちらっと見えますが基本乾燥しています。
畑とは書いてますが密集して植わっているだけで環境的にはほぼ自生に近い。
そもそも、日本の畑とちがって肥料を上げたり農薬散布したりという手間はかけてない(笑)。
広大なこの畑を安い資金で土壌改良したり農薬散布するのは不可能というか非効率・非経済的です。
インドのヘナ(ハナヘナも)は人の手が加わらない、自然農法でできたヘナ
一方国産ヘナは日本の豊かな土壌で育まれたヘナです。
ほとんどの国産ヘナは無農薬・無肥料をうたっていますが、確かにその通りかもしれませんが元々の土壌の豊かさがちがうんですね。
畑次第では昔使われていた肥料成分も残っているかもしれません…(そこまで神経質になる必要はないかもしれませんが)。
ただし言えることは、ヘナ自体もともと乾燥地のやせた土地に適応してできた植物だということ。
確かに国産ヘナの方がいい土で育って栄養満点色もしっかり出そうな気がしますが…より自然に育ったのはどっちなのか。
その植物としてのエネルギーをうまく使って育ったのはどちらなのか。
そもそもヘナという植物が栄養豊富な畑で育った方が色素成分濃度も高いのか。
というか色素成分濃度は高ければ高いほどいいのか。
もちろん白髪の染まり具合は濃度が高ければいいものですが、果たしてそれは人の体にはどうなのか。
実績のちがい
国産ヘナはまだまだ歴史が浅いです。
今から少しずつ認知されていくんでしょう。
天然100%のヘナというのがヘナを使う上で第一前提、もっとも大切なことですがそこには今までの実績というのが大事です。
ハナヘナもできてもう10年を超えました。
絶対的な天然100%のヘナとして親しまれていますが、どちらに信用があるかはわかると思います。
価格のちがい
Amazonや楽天なんかでちょっと調べてもらうとわかるんですが国産ヘナはまだまだ高いです。
これは高ければ品質がいい、というものでもなくて単純にまだまだ規模と需要と供給のバランスが悪いんですね。
特に国産ヘナとセットで売られている国産インディゴなんかは100gでハナヘナのインディゴの3倍以上したりするものもあります。
ちょっと手を出しづらいかな~と思いますが、
まとめ
結局のところ、品質(染まり具合や使い心地)自体に差はそこまでないと思います。
ぶっちゃけね。
国産だろうがハナヘナだろうが天然100%でさえあると確信があるなら後は好みです。
加工の仕方で微妙に色合いも違うしどの色が好きかなんて人それぞれ。
国産かどうかが問題じゃないんです、作り手の思いがどこに乗っかっているか。
そしてその思いが自分にとって、どのヘナが一番気に入るか。
そこです。
どっちもいいけど、自分が一番納得して使えるものを選ぼう!