あゆ
ヘナについて調べてるとどこからともなくあらわれてくるいわれのないヘナの噂話…
ヘナ坊
そんな都市伝説を切ってしまいます!
ネットでヘナについて調べてると面白いですね~言いがかりな話だらけです。
①ヘナはウルシ科なのでかぶれます
まず、最初にヘナはウルシ科ではなくミソハギ科です。
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さらに言えば、ミソハギ科とウルシ科は分類学上、『属』までちがいます。
ヘナ坊
別ものですね
ただ、『かぶれます』は人によったらありえる話です。というのもヘナは天然植物、植物アレルギーがある人にとってはアレルゲンです。
天然だから体にやさしい!アレルギーなんかない!は大間違い。
自然界には人間にとって毒物であるモノの方が多いっていうのはお忘れなく。
いっぺい
トリカブトやヤマウルシとか毒のある植物の方が多いわけで。
②ヘナの成分が女性ホルモンに似てるから子宮の病気になる
どうやら分子配列的には女性ホルモンとヘナの成分構造(ローソンか?)はよく似てるからだそうです。
あゆ
全然ちがうじゃん…
構造式もぜんぜん違う上に作用の仕方もありえないです。
ヘナは髪や頭皮に塗るものであって、そこから経皮吸収して子宮に作用するとは考えられないんですね。
よくある都市伝説『頭皮から吸収されたシャンプーが子宮に溜まる説』と同じです。
もしあるとするならば、そんな危険なもの何千年も使い続けてないですから。
③明るめのヘナをしてほしいと頼んだら真っ黒に…
これはもうヘナでも何でもないですね。
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真っ黒に染まった時点でこれは天然100%のヘナではない、ケミカルヘナだってことがわかります。
自然界で真っ黒の染まる染料を含んだ植物は見つかっていません。
黒にちかい青系の色なら藍をはじめいくつかあるのですが…。
白髪に染まる、つまりケラチンたんぱく質にしっかり染まる自然染料は現状ないのです。
あゆ
ジャグアタトゥー に使われる染料(ナスDの全身を青く染めたものとよく似てる)は肌、つまりコラーゲンタンパク質に染まるのでちょっと違うんですね。
まとめ
・ヘナはウルシ科ではなくミソハギ科であり、かぶれる人はそんなにいない
・ヘナの成分は頭皮から吸収されて子宮に溜まらない
・天然100%のヘナなら真っ黒に白髪は染まらない
妙な噂には引っかからないように…。
ヘナ坊
しっかり調べて使いましょう☆
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