ヘナで髪が薄くなる?
と書いてるサイトだったり、はたまた風の噂でどこぞの理美容師がつぶやいてたりするのを見かけます。髪のことを扱う職業人がそういうこと言ってたら、まあ信じる人もいますよね(^_^;)
そもそも、髪が薄くなるっていうのにも色々原因がありましてね、それこそ個人差がありまくりなので一括にするのはかなり雑な話です。
薄くなる=病気
の人もあれば、病気とは言えない、遺伝的なものであったりするし、はたまた薬の副作用であったり、ホント色々です。
薄毛の原因あれこれ
①脱毛が原因
髪の毛はひとつの毛穴から3~5本は生えてるんですが、その髪の毛そのものが抜け落ちていく状態です。
これは病気とか薬が原因というのがほとんどで、そうなってくると正直理美容師ではどうにもならないのです。『治療』になってしまうと僕たちの手には負えない、負ってはいけないのです。
お医者さんに相談しましょう。
②髪の細りが原因
これは髪の毛一本一本の太さが細くなってしまうというもの。
髪って細いですよね。だいたい太くて0.1mm、細くて0.06㎜くらいの太さ。単純に太い人と細い人で倍近く違う。
若いころは太かったのに年取るにつれて細くなった…っていう人結構いらっしゃいますが、そりゃ半分になったら相当ですよね。
髪の毛って10万本くらい生えてるんですけど、もし太さが半分になると体積は4分の1です。
また、太さがなくなると当然ボリュームも出なくなるので、少なくなったと感じるのはしょうがないですよね。
なぜ髪が薄くなるのか
頭皮の血流問題
いわゆる頭皮が張ってる状態ですね、凝ってるとも言います。
頭皮が張ると、頭皮の血流が悪くなるわけです。中身じゃなくて頭皮。そうなると、髪を成長させる栄養がいきわたらなくなります。
すると髪が細くなってきます。それが②につながるわけです。
考えられる原因として、頭蓋骨って実は男性は中年くらいまで成長するそうです(個人差あり←遺伝とも言える)。
しかし頭皮の成長は20代で止まります。
結果、頭蓋骨におされてどうやっても勝手に頭皮は張っていくわけです。すると血流が…というわけです。
外部刺激
普通に暮らしていくのでも、外部刺激は意外に多いわけです。
例えばヘアカラーやパーマ。かなりの刺激です。
おしゃれのためにはいたしかたない、でも長年継続的にやってるとしたらなかなかダメージの蓄積は大きい…気がしません??この辺は憶測も入ります臨床試験したわけでないので(;^ω^)
さらにシャンプー。よく雑誌の特集で正しいシャンプーの仕方は頭皮を優しく洗う、みたいなのありますよね?
僕から言わせるとそれすらダメージです(笑)。
なぜなら頭皮を守るバリヤーである皮脂を取っちゃうわけですから。
あとね、紫外線。ボウズスタイルなんかが最近流行ってますからね、なかなかのダメージと思います。
結局ヘナと薄毛の関係は?
そこにヘナはどうかかわるのかな?って話ですけど、これももう昨日のヘナは発がん物質なのか??の話と同じで、ヘナをするくらいでハゲていくのなら、昔から(数千年単位)日本とは比べ物にならないくらいヘナをしてきたインドや諸外国の人たちはみんな薄毛です。
もちろん食文化や生活習慣も違うので一概には言えませんが、学術的に結論が出ない=立証が難しいということで、曖昧なレベルなんですね。
やりすぎるとなんでもあかん!ってことくらいです。
ハナヘナはその中でも刺激としては軽度だと言えるでしょう(植物アレルギーのぞく)。
むしろ論文によってはヘナ、というよりインディゴを使うとインディゴの刺激によって髪の量が増える(かも)というような物まであるので、マイナスどころかプラスの可能性もあります。
まとめ
とりあえず言い切ってしまいましょう、ヘナでは禿げない!!(結論)