ケミカルヘナとは?そのメリット
身体に優しいエコでヘルシーな白髪染めといえばヘナですが、こちらヘナ相談室としてはわかりやすく3つに分類しています。
・ヘナ
・ハナヘナ
・ケミカルヘナ
ヘナとハナヘナについてはこちらをどうぞ。
今回は3つめ、ケミカルヘナについて。
ケミカルヘナっていうのはヘナにケミカルな染料、パラフェニレンジアミンやニトロ染料など化学染料を混ぜ込んで白髪の染まりをよくしたものを言います。
ケミカルヘナのメリットとしては、白髪を真っ黒に染めることが出来たり、普通のヘナっぽい色でもうちょっと濃くできたりとなかなかできたやつです。
また、化学染料を使うのである程度色も思い通りになったり、通常のヘナ染めでは難しい、白髪を黒髪に染めるということができます。
さらに通常のヘナよりかなり短時間で白髪を染められる(20~30分)ので時短になります。
ケミカルヘナのデメリット
ケミカルヘナはヘナに化学染料を混ぜたもの。
ジアミンを始めとする化学染料は、全体の2%も入っていればかなり濃く白髪を染めることができます。
これは普通の白髪染めなんかと同じくらいの割合。
つまり普通のヘアカラー剤と同じようにジアミンアレルギーが発症します。
また、ヘナだと思って使ったのにアレルギーが発症するとか、とんでもない誤解とともに事故が起きることがあるわけです。
もちろん化学染料を使っているのでヘアダメージも少なからずあります。
ヘナ相談室的ケミカルヘナへの見解
正直なところ、
それってヘナ使ってる意味ある??
と思うわけです。
だってそれなら普通の白髪染め使った方が染まりはもっといいわけで。
植物原料であるヘナがメインで使われてるからなんか身体に優しい感じはしますが、実際のところやさしくもなんともないし、誤解は生むし、わかりにくい。
ケミカルヘナを使って無理やり色合い楽しむなら、普通の白髪染めつかって色んな色味楽しむ方がかなりいいわけです。
騙してる(ごまかしてる)分、正直たちが悪いです(キッパリ)。
自然志向っぽくヘナっていう単語使ってるだけで少しも自然じゃない!
むしろバリバリケミカルです。
消費者のみなさん、騙されないようにしましょう。
あと理美容師さんも。
まとめ
・ケミカルヘナはヘナに化学染料を混ぜたもの
・白髪を黒髪にできたりヘナより濃く染められる
・しかしながら結局は化学染料を混ぜているのでアレルギーやヘアダメージなどデメリットは普通の白髪染めと同じ
・むしろわかりにくいので混乱を生む分たちが悪い
この世の中には天然100%のヘナって言いながらケミカルなヘナもあります。
真っ黒にできる、短時間で染める、この辺の言葉出てきたら疑ってかかりましょう。