21世紀の新たな発毛・増毛科学に新しい発見がなされました…(とはいえ少し前の記事ですが)。
やりますねロート製薬。薄毛に悩む人たちの希望の光となりえるか。
酒石酸とはなんでしょう?
酒石酸とはヒドロキシ基をもつカルボン酸のことで、うん、構造式とかどうでもいいよね(笑)。
酒石酸はレモンやブドウなど酸味のある柑橘類に含まれる有機化合物で、要するに酸味の原因です。
食品添加物としても酸味料やベーキングパウダーとしても使われている、ありふれた物質。
特にワインの酒樽なんかの底に溜まったりしてて、ワイン愛好家には非常になじみのあるものだそうです。
ワインは悪酔いしてしまうので個人的にはほとんど飲まないんでよくわかんないですが。
そんな身の回りにありふれた物質・酒石酸に発毛促進効果がある!ということをロート製薬が発見したそうです。
ロート製薬といえば目薬のイメージしかなかったんですが、こういうこともやってるんですねぇ。医療分野で培った経験を生かしていくそうです。
酒石酸に期待できる効果
こんなありふれた物質で発毛促進効果があるとはすばらしいことです。
ですけども注意してほしいのが
頭皮の細胞から発毛促進物質の産出を増加させる効果があることを発見
の部分。
あくまでも頭皮の細胞(おそらく毛母細胞)にある発毛促進物質を増やす効果があるってことです。
直接的に発毛させる効果があるわけではなくて、発毛促進物質を増やす効果。
おそらく医薬部外品レベルで、ミノキシジルなどのような医薬部外品みたいに、AGAの人ならほとんど効くよ~みたいなものではなく、効く人は効くかも、効かない人は効かないだろうね~という具合になると思われます。
なかなかややこしい。
とはいえ
まだまだわからないことだらけな酒石酸。現段階では
・塗ればいいのか
・経口摂取なのか
・皮下注射なのか
さえも分からない段階。
とりあえずワイン好きはこれまで以上にワイン飲むでしょうねw
かなり物質としては安価で手にはいるものなので、おそらく商品化してもそこまで高級にならないんじゃないかな~だったらいいな☆