ヘナは白髪を染めつつ髪をきれいにする植物染料!
とは言われますが、はたしてそのトリートメント的効果ってどの程度のものなのか?そしてそのときの使い方や時間なんかも参考にしていただければと思います。くせ毛の人も多少は髪の毛が落ち着いたりする効果もあるのでご覧いただければ幸いです。
ヘアカラーと縮毛矯正で傷んだ髪に一度目のヘナ
まずはモデルの状態から。縮毛矯正とヘアカラー(まずまずの明るさ)の髪の毛です。毛量は多く、固さは普通。もともと若干のくせ毛で大きくうねります。
毛先はかなりパサパサで水に濡れるとなかなか乾かないまずまずのダメージっぷり。この髪に以下の方法でハナヘナナチュラルを塗布します。
・ハナヘナナチュラルを人肌のお湯に溶き、半日寝かせる
・根本から毛先までたっぷりと塗布し、3時間放置
その後、DO-Sシャンプーで軽く洗ってごわつきをとり、DO-Sトリートメントを軽くつけててぐしでドライしてあります。
多少しっとり落ち着いたように見えますが、毛先はまだまだちりついてるのがわかりますね。色はやっぱりオレンジがかりました(笑)。
二度目のたっぷりヘナナチュラル
二回目もだいたい手順やらやってることは同じなんですが
・ハナヘナナチュラルをお湯に溶いて1時間ほど放置したものを塗布
・ダメージのひどい毛先をやや多めに塗布して2時間ほど放置
流すときはシャンプーはせず、トリートメントだけセーハトリートメントをつけています。
結果がこちら
かなり落ち着いてきました。毛先の方も手櫛で乾かして少しは内巻きにできるくらいハリコシがでましたね。ちなみに塗れているときはなかなか指通り悪いんですが、乾くとサラサラつるつるです。これぞヘナトリートメントの真骨頂ですね!
これでヘナのトリートメント効果は実証されました!
ヘナトリートメントのその後とメリットとデメリット
その後の経過ですが、二日程経過してきたらものすごく落ち着いてきたとのこと。寝ぐせもほとんどつかなくなったしアホ毛もでない、まとまりがすごいとのことでした。
ヘナをしたあとは、ヘナをしなれてない髪の毛の場合、収れん作用が強い場合もありごわつきや毛先の硬化が強すぎる場合があります。何日かするとそれも落ち着いてくれるんですがもとの髪の状態によってはそういうことがありえるので注意が必要です。
・元々の髪がハイダメージの場合はヘナショックが強くて扱いにくくなることがある(数日で落ち着く)
・特にダメージしていない髪や一度のヘアカラー程度のダメージなら問題なし
・気になる場合はハナヘナオイルなど洗い流さないトリートメントをつけよう
まとめ
ヘナを髪に塗ることでトリートメント効果も出てくるのはわかってもらえると思います。
ただし、ヘナをトリートメント目的を第一に置くのはちょっと違うんじゃないかな〜とも思っています、個人的には。
というのも髪を扱いやすくしたい、ツヤや手触りをよくしたいというトリートメントならもっといい商品が世にはいっぱいあるわけで。あくまでも白髪染めのついでに髪がきれいになるというのがヘナのいいところなんです。まあハリやコシに関してはヘナの効果って他にはなかなか代用しにくいのも事実なんですけどね(^_^;)