白髪染め時の加温とは?
ヘナに限ったことじゃないですけど、よく理美容室で加温機というモノが使われることがあります。
こういうやつね。
昔からいろんな形がでてますが要するに髪をまんべんなく温めるという代物。
これはパーマやヘアカラーに使われます。
どういうときに使うかというと、簡単に言えば使ってる薬剤の反応を促進したいとき。
素早く反応させて早くその工程を終わらせたりするってことですね。
たいがいの薬剤は温度が高ければ高いほど反応は速やかです。
時短にもなるので便利なものです(うちでは使いませんが)。
しかしこの加温というもの。
正直、必要なんですかね?
加温機程度の温度では髪は傷まない
髪の毛はタンパク質です。
だいたい100℃超えたあたりから少しずつ変質していって130℃にもなれば髪は完全に変質します。
卵をフライパンで焼くのと似たようなもんです。カリカリ。
加温機は何せ頭を加温するものですから、そんな高温頭が耐えられるはずもなく。
せいぜい50℃くらいが関の山じゃないですかね(;^ω^)
まあそれでもパーマやヘアカラーの薬剤を促進するには十分な温度です。
あ、それでもそういう薬剤が髪に付いてたら100℃行かなくてもある程度ヘアダメージはしやすいと思われます。
その辺もあるしどうしても熱のムラが出来てしまう可能性があるのでうちでは使いません。
ヘナ染めでは?
ハナヘナしてるときももちろん加温した方が少しは染まりは良くなると思います。
というか、確かによくなります。
でもうちでは体温で十分だという考えから加温はしません。
だってしてもしなくてもパッと見そこまで差はないんです。
よーく目を凝らして加温してる場合、してない場合の髪の毛を横に並べてやっとわかる程度の染まり具合。
染まりの良さよりも加温によって体に異変が起こる可能性(頭皮がかゆくなったり、汗で液だれしたり)の方がデメリットになると考えます。
要するに自然のもの使ってるんだし施術もそうしようぜってことです☆
参考までに!