ヘナ染めのオレンジ色がどうにも嫌でインディゴが配合されたヘナ染めをしてる人は多いのではないでしょうか。
ハナヘナでもハーブブラウンとハーバルマホガニーはそれぞれ6割、8割がインディゴが混ざっている色になります。
どちらもそれぞれブラウン、グレーと染まって使いやすいんですが、ある特定の人で時間経過で白髪が赤というか紫色に変化してしまう人がいるんです。
これならある程度回避できる!という答えはまだ出ていないんですが、ある程度マシにはなるんではないかという方法をご提案します。
インディゴ染めで赤紫っぽくなるというのはこういうこと
50日周期くらいでカット&ハナヘナ(マホガニー)をされています。
いつもだいたい一か月たつ頃にはこういう感じで赤紫色になります。
根元1㎝は伸びた分の白髪、そこから毛先まで3㎝分くらいは紫色に見えますよね。
その先はグレー。これは何回も染めてるので重複する分濃く染まり、紫色にすら見えないんです。
おうちでできる【グレーをもたせる】方法
こちらその方法をやってみた結果です。
いつもより全然マシなんですね。
今回やってもらったのは
シャンプーを2日に一回にしてもらった
です。
なぜシャンプーの回数を減らすことがいい結果になったのでしょうか。
色が変わっていく原因
まずはインディゴ染めの復習です。
この色が変わるのは何個か原因が考えられます。
①インディゴ分子がなんらかの理由で分解される
髪に入ってとどまったインディゴの分子が
この左右対称なもの(インドキシル2つ)が真ん中で微妙に切れてそのまま微妙に落ち着いちゃったインジルビンになることにより
紫に見えちゃう。
②インディゴの前駆体であるインドキシルが髪の毛にそのまま残っていた
インディゴ
はインドキシルが2分子合体してできたものなんですが
これが単分子で酸化するとイサチンになります。
このイサチンとインドキシルが合体するとインジルビンになっちゃうんです。
①か②かどっちかが原因かな~と思うんですが、インディゴって結構丈夫な物質で日々の生活でそやつが勝手に分解ってあんまり考えれないので②かなと勝手に思ってます。
こちらで詳しくまとめています。
まあ化学者じゃないのでわかんないですけど。
インディゴが分解するならもっと髪の色は赤だろうし、おそらくインディゴの青が残ってるからこその紫色かなと思います。
まとめ
シャンプーの回数を減らすことで(水に触れる機会を減らす)ことでマシになった
あ、でも染めたては逆ですよ?むしろ水に触れる機会は増やして下さい!(シャンプー話しで)。
そもそもこの赤紫色になりやすい人の髪質って乾燥毛に多いように思います。
髪の中の水分が少ないので最初染めたときにインディゴになりにくく、インドキシルが単分子酸化してイサチンに、そして水に触れるたびに少しずつインジルビンになっているのではないかと。
困っている方はお試しください☆