理容師、美容師の資格を持ってる人なら
ヘナで人の髪の毛を染めることは業のひとつなので何の問題もありません。
この業としているかどうかというのがポイント。
これは日常的な仕事としてサービスの対価としてお金をいただいているかどうかということです。
一般の人では
業としてるかしてないかで判断できます。
業としてないのならば友達とか家族で髪の毛染めたりするのなんか普通です。
何の問題もありません。自己責任でどうぞです。
ただし業としてる場合。
これはアウトです。
基本的に首から上の美容技術を業とした場合、理容師または美容師の資格が必要。
専門学校に2年通ったのち、国家試験を経て合格すれば資格ゲットです。
こんだけのことしないと法律的に許してもらえないのです。
なので無資格(理美容師免許なし)でお金を貰って他人の白髪を染める行為は違法です。
ヘナインストラクターの資格をもってる場合
そもそも国家資格でヘナインストラクターはありません。
各メーカーがそういう資格を発行してるにすぎず、まあメーカーのお墨付きがあるだけで上記のように理美容師の資格がないならヘナインストラクターの資格を持っていようがアウトです。
業としてたらね。
この辺がグレーなんですよ(;^ω^)
こういう資格を出してて有名なヘナメーカーにクィーンズヘナがあります。
クィーンズヘナはヘナインストラクターを名乗る人がお友達なんかを集めてクィーンズヘナの説明をしながら白髪に塗り合いっこ染め合いっこします。
そこからがうまいんですが(笑)、その塗る行為そのものでは代金を貰わずに、ヘナを売るんですね(;^ω^)
いや否定するでしょうけど(入ってたら違法だから)。
ま、この場合は資格持ってないんでその塗り合いっこ染めあいっこでなんかあっても自己責任になります。
なんかあったときは知らんぷりできてしまう。これがこわいとこ。
さらにその自称ヘナインストラクターはクィーンズヘナのことしかしりません。
ヘアスタイルとの兼ね合いとか普通のヘアカラーとの関係。
そういう普通の美容のことは素人さんです。
まとめると
・ヘナインストラクターという国家資格はない
・白髪を塗ってお金をもらう行為(業)ができるのは理美容師のみ
・ヘナインストラクターはそのメーカーのヘナのことしか知らない
ということとなります。
もちろんヘナのことについて全然知識のない理美容師さんもいるのでその辺はどっこいどっこいです。これは得意分野の問題と思ってもらったらと思います。お医者さんでも科が分かれてるようなもんです。
気をつけましょう、お金が関係してヘナを塗るのには理容師、美容師の資格が必要です(;^ω^)