A.使うヘナの種類(色味)によります
①ハナヘナナチュラル単品の場合
ヘナを練ってすぐに染めてもいいんですが、練ってから一晩おいた方が染まりもいいし、髪自体もきれいになります。
練って放置するとよくわかるんですが、練った直後は緑色(葉緑素の緑)だった液がだんだん茶色に変わっていきます。
これは色素成分が溶けだして緑+オレンジ=茶色になったんですね。
また水に油が浮いたような溜まりができてくるんですが、これがヘナのオイル。
髪をしっとりサラサラにしてくれます。
上が練った直後、下が翌日のヘナ液です。
翌日まで放置の場合は毛先まで塗った方がお得感があります(笑)。
何せ髪の毛がしっとり綺麗になる!
どうせ放置しておくなら毛先まで塗っちゃいましょう☆
②それ以外(ブラウンやマホガニーなど)の場合
練った直後に使いましょう。
ハナヘナではハーバルブラウンもハーバルマホガニーもインディゴが含まれています。
インディゴは水に溶かした直後からインジカン→インドキシル→インディゴと変化していきます。
水に溶かして2時間もたつとほとんどインディゴになりきってしまって白髪を染めることができません(ハナヘナに使われているインド藍の場合。タデ藍はまた微妙にちがう)。
A.夏場以外は常温保存で可(次の日に使う場合)。夏は腐りやすいので冷蔵庫で。
ヘナ自体に抗菌作用があるので基本的には腐りにくいんですが、やはり暑くなってくるとちょっと怖いので、夏場は冷蔵庫で保存しましょう。
ちなみに残ったヘナペースト(ナチュラル単品)は冷凍保存できます。
ラップでくるんで置いておいて、次回使う時にレンジで軽くチンすれば(カンカンに熱くしちゃダメ)ちゃんと染まります。
ただし熱しすぎると染まらなくなるし、100%品質保証はできないので自己責任で!
豆知識
40度くらいで長時間置ける環境があると、そこに溶いておいたヘナナチュラルを2時間も放置するとあら不思議!
一日放置したようにたっぷり油分が滲み出ます。
湯煎みたいな感じですね。
煮て抽出したという感じで速攻で油分が出てきます。
まとめ
A.ヘナナチュラル単品なら翌日に染めた方が染まりも質感もパワーアップ!それ以外は溶いたらすぐに塗りましょう。翌日塗るときは夏場以外は常温保存でも大丈夫です。