結論から言ってしまうと、
ハナヘナなら縮毛矯正(ストレートパーマ)やパーマはかかります。
そうですね、ヘナをまともに取り扱ってない理美容師さんでそういう人は結構います。かくいう僕もハナヘナを取り扱うまでそういう固定概念というか、情報だけでそういう風に思いこんでました。
使ってみないとわからないってことが世の中には多いってことですね。
ヘナで縮毛矯正がかかりにくい原因とは
実はハナヘナでさえも少しは縮毛矯正やパーマがかかりにくくなります。
というのも、ヘナの成分のタンニンが髪の中に入りこんで髪をいくらか丈夫にしてくれるんですね。
その髪のヘナ毛度合いにもよるんですけど、回数を重ねたようなヘナ毛は特に強くなっているので普通の髪の毛よりはかかりにくいです。
でも本当に問題なのはそこではないんです。
ハナヘナではない、ほかのヘナではヘナ以外の成分が人為的に足されることがあります(要するにケミカルヘナ)。
こういうヘナの場合、その何かの成分の作用によって縮毛矯正やパーマがかからないんです。
そう、まるでかなりきつい白髪染めをしたような質感の髪に。
パーマも縮毛矯正も【髪のたんぱく質】にかけるもの。
ヘナだと思いこんで繰り返し使ったケミカルヘナ毛は大ダメージをおった髪なので、髪のたんぱく質はすっからかん。
これにはパーマも縮毛矯正もかからないんですね。
他メーカーのヘナの場合、本当の天然100%かどうか疑わしいことがあってその余計な成分のせいでほんとうにかからなかったりするんです。
鉄分だったりジアミンだったり…。
ハナヘナで縮毛矯正の実例
毎月ハナヘナナチュラルを毛先まで染めては塗るだけヘナでしっかり時間もおく、かなりのヘビーユーザーさんです。
パッと見そんなにひどいクセではないですが(なので半年に一回)大きいうねりがただでさえ多い髪のボリュームをさらに多くしています。
ハナヘナ毛に縮毛矯正をするとき、重要なのは【もしヘナをしてなかったら?】の状態の髪に合わせて薬剤を選ぶこと。そしてそれにちょっとだけ強めに見当をつけることです。
普通にかかります。
もしハナヘナではなく、ほかのメーカーのヘナ毛に縮毛矯正するときはどうしたらいいんでしょうか?
上にも書いたように、とにかく【もともとの髪の状態を見極めること】です。
ヘアカラーやパーマなどで傷んでる髪にヘナをしたならその傷んでる髪に合わせて薬剤選定をすること。
その見極めがなかなか難しいんですけどね(;^_^A
ただ、そこを無視して表面の手触りやツルツル具合だけみて薬剤を選ぶと、予想以上に大ダメージをさせてしまったり、ぜんぜんかからずにいっそうチリチリボサボサになることがあります。
こわいですね…。
まとめ
ハナヘナしまくりのヘナ毛でもハナヘナならちゃんと縮毛矯正(ストレートパーマ)はかかります。
クセ毛と白髪でお悩みの方はできるだけハナヘナを。