ヘナで白髪を染めたい!
できるだけ身体に優しい白髪染めをしていきたい!
そんな方にピッタリなのがヘナ染めなわけですが、なんといっても一番白髪をしっかり染めることができて、普通の白髪染めとほとんど変わらない染まりっぷりを見せるのが二度染めです。
二度染めとは?
ヘナとインディゴを使う白髪染めの技法で、通常のヘナ染め(一度染め)よりもしっかり濃く白髪が染まります。
この方、こう見えてほぼ100%白髪です。
そして普通の白髪染めはしてません、毛先から根元までヘナの二度染めの染まり具合です。
これくらい濃くしっかり染まればどこ行っても白髪が気になることはないですね。
そしてこのしっとりとした質感、トリートメントなんかつけていません。
普通の白髪染めでノントリートメントでこんなにキレイに髪がおさまることなんかないんです。
これがヘナ=ハナヘナの実力です。
二度染めの工程
ハナヘナナチュラル塗布→放置時間→流し→インディゴ塗布→放置時間→流し
簡単ですがこんな感じ。
詳しくみていきましょう。
塗布量は?
これはもちろん
モンブラン塗り!
このくらいは塗らないと毛先部分は染まりません。
根元だけなら
これくらいを目安に。
根元だけなら50~60g(粉)あればいいでしょう。
ナチュラルなら約3.5~4倍量のぬるま湯(お風呂くらい)で溶いてください。
毛先まで塗るなら長さによって調整しましょう。
放置時間は?
少なくともナチュラル、インディゴともに30分放置しましょう
最低でもこれくらい置かないと染まりにくい人の場合で結果が出にくくなるんです。
染まりやすい人はもっと短くても染まったりするんですけどね~。
あとですね、どっちも時間長い!もっと短くしたい!って人の場合はどっちかというとインディゴの時間削る方がいいと思います。
ナチュラルのオレンジがしっかりのってれば、インディゴの藍色は案外さくっと入ってくれます。
つまりはナチュラルの放置時間を長めにとればインディゴは長めにとらなくてもまずまずの染まり具合です。
もちろん、どっちも長く取ればそれだけ濃く染まりますけどね!(黒に近づいていく)
ナチュラルとインディゴの染める間隔は?
これはもう直後でも一日後でも問題なしです!
連続で染めるのがしんどい人や、皮膚が敏感な人は一日後、さっさと終わらせたい人は直後に染めてしまいましょう。
ただしナチュラルとインディゴの間に時間を置くということはその間ナチュラルのオレンジ色で過ごすということなので、そこが大丈夫な人に限ります。
流した後のシャンプーは…
ヘナの後はシャンプー使ってもかまいませんが、インディゴ染めの後はお湯洗いだけにしましょう。
(おまけ)塗るだけヘナとの相性は?
これはサロンでの話になりますが、うちで一番しっかり白髪を染めるコースは実はこの塗るだけヘナと組み合わせるって方法です。
サロンで普通にハナヘナナチュラルで染めて(30分放置)お流しした後、塗るだけヘナでインディゴ塗って帰って2時間くらい置いてから流すっていうのが最強です。
これならトータル3時間くらいはかかりますが、サロン滞在時間は1時間くらいですみますし家で家事もできる。
しかもプロが塗るのでムラもないし、効率的かつ経済的でもあるかなぁと思ってます。
まとめ
・二度染めはヘナ染めで最も濃く白髪を染める方法
・ヘナ→インディゴと2回連続で染める
・塗布量は通常通りこってりたっぷり
・放置時間は最低でもそれぞれ30分以上(できるだけヘナを長めに)
・流すときはお湯洗いにするのが失敗しない
・ヘナの直後にインディゴで染めても、1日おいてから染めても問題なし
手間暇は多少かかってしまう二度染めですが、にっくき白髪はかなりよく染まります。
重ねれば重ねるほどさらに濃くなるのも一度染めと同じです。