セルフヘナではよくお悩みがちなこの問題。お店で染めれば理美容師さん任せなので考える必要はないんですけどね…。
どの色を使うかで放置時間は変わる
ハナヘナにはナチュラル、ハーバルブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴが色を染めるヘナ(染料として)があります。
ヘナナチュラルで染めるとき
まずはナチュラルの場合。
これは最低30分、それ以上放置するのならばいくら時間をおいてもらっても構いません。
あえて言うなら耐えれるまで(笑)。
最初の30分ぐらいでガッと染まりだして、そこからはなだらかに段々さらにしっかり染まっていくイメージ。
そしてナチュラルは時間を置けば置くほど髪の毛はきれいになります。
色素成分そのものもそうだしヘナのオイルも時間経過で増えていき、髪に浸透するので艶、ハリ、コシが増していく。
ま、限界はありますが自分で染めるならいけるとこまで頑張ってもらえると『おお!ハナヘナすげぇ!!』となることうけあいです。
ハーバルブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴで染めるとき
続いてハーバルブラウン、ハーバルマホガニー、インディゴ。
これは要するにハナヘナナチュラルとインディゴをあらかじめ混ぜてある混合染料です(インディゴはインディゴのみ)。
最低45分、最大でも100分くらいにしておきましょう。
昔は僕も最大2時間って言ってたんですが、2時間置くとちょっと色がにごったようになります。
これはですね、インディゴは水に溶かしてから2時間たつと髪を染める力を失うんですが、ナチュラルの方は上にも書いたようにその後もずっと染まり続けるんですね。
こうなると狙ってる色とずれが出てきてしまいます(オレンジにかたよる)。
それに水に溶かして2時間とは書いてますがこれもナチュラルと同じで前半にガッと染まっていく傾向が強い。
なのでそこまで置くとナチュラルとインディゴで染まるペースにずれが出て結果狙った色が出ないなんてことにもなりかねません。
ですからほどよく濃く染めるなら90〜100分くらいがいいかなと思います。
二度染めをするとき
二度染めではナチュラルも置けば置くほど染まりはよくなりますし、インディゴは100分が同じく限界。
どちらも限界時間(ナチュラル→我慢できるまで、インディゴ→100分)まで放置すればかなり濃く(ほぼ黒に近い)染まります。
ですので、どっちかの放置時間を減らしたい場合はどっちかというとインディゴの時間を減らす方がいいです。
ベースのオレンジがしっかりのってる方が、あっさりインディゴの青がのるように感じます。
現実的には
ヘナナチュラル→1時間ほど
インディゴ→45分ほど
で、じゅうぶん普通の白髪染めレベル以上ののダークブラウンに染まります。ちなみにお店ではヘナナチュラル、インディゴともに30分放置でしっかりダークブラウンです。
ニュートラル(アワル)、ミックスハーブの場合
これは染めるんでなくて髪の状態をよくする、つまりトリートメントとして使う場合ですね。
二つとも同じような時間で構いません。
ズバリ約20分!
白髪を染めるわけではなく髪の毛を収斂させて健康な髪の状態に近づけるのが目的なので、これくらいで大丈夫です。
長く置けばいいってもんでもないのでほどほどに使いましょう。
効果が切れたらまた使えばいいのです。
まとめ
以上のことからヘナ染めの放置時間はこんな感じになります。
・ヘナナチュラル単品→30分以上、上限は我慢できるだけ
・ハーブブラウン、ハーバルマホガニー→45分以上、100分未満
・二度染めいちばん濃く染めたい場合→ヘナナチュラル→我慢できるだけ、インディゴ→100分
・二度染めできるだけ短時間でしっかり染めたい→ヘナナチュラル、インディゴともに30分ずつ
・ニュートラル、ミックスハーブは20分くらい
となります。